１．服装を決め、リラックスできる状況にする

①
まず最初にベッドに⼊るときの服装を決め、⽣地の素材や厚さなどがあまり変わらないようにしてください。
（⽣地の素材や厚さによって、体感温度が変わってしまうのを防ぐためです。）

②
次にベッドを暖める前に、①で決めた服装で実際にベッドに寝てみて専⽤の枕を⽤意したり、タイルの上にタオルケットを敷くなどして、横になったときにタイルの突起が当たって痛くないかを確認し、違和感がある部分に追加でタオルを敷くなどして、リラックスできる状況を作り出してください。

２．設定温度の決め⽅

① 最初は40〜45℃の設定で試してみてから、体調によって徐々に温度を上げて⾏き、ご⾃⾝のお好みの温度を⾒つけてください。
② 慣れるまでは50〜55℃を上限として、体感温度が⾜りない場合は温浴時間を⻑くするなどして、調整してください。
③ 慣れてきましたら、設定温度は70℃まで設定できますので、その⽇の気温や体調に合わせて設定温度を決めてください。

［注意］
このベッドは⾼温サウナのように、無理して我慢して⼊るものではありません。気分良くリラックスできる温度で、おくつろぎください。
※ 設定温度は70℃まで設定できますが、設置場所の雰囲気温度が極端に低い場合、設定温度に達しないことがあります。また、設置場所の雰囲気温度以下の温度設定では使⽤できません。

３．温浴時間の決め⽅

慣れるまでは15分を１セットとしてその都度休憩をはさみ、体調に合わせて調整してください。
無理をせず、ぬるま湯の半⾝浴のように時間をかけて、おくつろぎください。

４．実際に体感してみる

① ⽔分を補給し、いつでも飲める場所に⽔を⽤意する。

② ベッド内の、枕やタオルケットなどを整える。

③ 温風機のブレーカーをオンにし、［⼊／切］ボタンを押して電源を⼊れる。

④ ２．で決定した設定温度を温風機に設定して、温度表⽰が設定した温度になるまで待つ。

⑤ 設定温度になるまでに、服装を着替えておく。

⑥ 経過時間がわかるように、アラーム付きのタイマーを⽤意する。

⑦ 温度表⽰が設定温度に達したら、頭などをぶつけないようにベッドの扉を開いて、あわてずゆっくりとベッドに横たわり、
　 アラーム付きタイマーを１５分にセットして扉を閉める。

⑧ アラームが鳴るまで、くつろぎながら良いことだけをイメージする。
　 途中息苦しくなったり気分が悪くなった場合は、すみやかに扉を開けて出て⽔分補給をする。
　 アラームにこだわらず、のどが乾いたら扉を開けて⽔を飲んだり、休憩したりしてください。

⑨ アラームが鳴ったら扉を開け、ゆっくりとベッドから出て休息する。（休息の時間は⾃由）

⑩ 休息後、体調が良ければ、再びアラームを１５分にセットして繰り返す。
　 ただし、温浴時間の合計が１時間以内としてください。
　 ⻑期休息を２時間以上とって体調に問題が無ければ、引き続きご利⽤いただけますが、⾃⼰判断でお願いします。

５．注意すること

① 体調が悪いときには、ご使⽤にならないでください。

② 介護や介助が必要な⽅は、必ず付き添いの⽅の同席の上、ご使⽤ください。
　 付き添いの⽅は絶対に席を外さず、⾒守りを怠らないでください。

③　「熱い」「息苦しい」等、意思表⽰が確認できない、または困難な⽅には使⽤しないでください。

④ 使⽤中は体温以上の雰囲気になるので、使⽤前に⽔分補給をおこなってください。
　 また、使⽤中・使⽤後に⽔分補給がすぐにできるように、⽔などを⼿の届く範囲に、ご⽤意ください。

⑤ ご使⽤にあたって少しでも不安がある場合は、主治医に相談の上、指⽰に従ってください。

⑥ このベッドを就寝⽤として、ご使⽤にならないでください。

⑦ このベッドを温浴以外の⽤途や、ペットなどの動物に使⽤しないでください。

⑧ 持病をお持ちの⽅は、主治医に相談の上、指⽰に従ってください。

６．本製品についてと、お願い

このベッドは健康増進器具であり、習慣的に継続使⽤することによって、基礎体温を⾼めることを期待した製品ではありますが、医・治療機器ではありませんので、あらゆる疾病の改善をお約束するものでは、ありません。
「○○病が治る」「○○病に効く」等、医・治療⾏為をうたった本製品の販売は、弊社正規代理店ではありませんので、ご購⼊なさらないでください。
ご使⽤される⽅が、快適で穏やかな⽇常⽣活を営める製品であると期待し、末永くお使いいただけるよう、お願い申し上げます。